とにもかくにも「前向きに」!

 社会保険労務士試験の合格基準は、受験生や出題難易度の状況により、毎年若干上下します。そのため「●点とれば安心」という基準がなく、このあたりに多くの受験生をやきもきとさせる原因があるようです。
ですが、社会保険労務士試験の例年の傾向として、全体の70%に相当する49点を確保できている場合には「濃厚ライン」、46~48点で「ボーダーライン」、42~45点で「可能性ありライン」という風にだいたいの目安を考えることが出来ます。
社会保険労務士試験終了後、各社が発表する解答速報を参考にすれば概ねの自分の立ち位置が分かりますので、ある程度は合否が予測できるようになっているのです。

 さて、ここでは自己採点の結果、見事「濃厚ライン」に達した方に向けたアドバイスをさせて頂こうと思いますが、第一に「必要以上に不安に陥らないこと」です。
社会保険労務士本試験で自己採点の結果49点(ぎりぎり70%)だった場合。
これでうかったぞ!と素直に喜べるかと思いきや、次の瞬間頭をよぎることは
「もしかしたらマークミスしているかも・・・最後に焦って直しちゃったし」
「今年の問題は簡単だったから、合格基準が7割を上回るのでは・・・?」

などなど、マイナスな不安要素ばかりではないでしょうか。
合格率一桁の社会保険労務士試験、何年も受験を重ねている方ほど、自分がクリアできるイメージを抱きにくくなっているため、このような不安感にぐるぐると悩まされることになるでしょう。
某掲示板などをチェックしてみれば、必ずといっていいほど「今年は合格点上がるよね」などという根拠のない噂が飛び交っています。
そんなものを目にすれば、ますます自信がなくなり、やきもきとする一方です。

 しかしながら、せっかく難関・社会保険労務士試験クリアの可能性が高いのに、必要以上の不安に駆られているなんて何だかもったいないと思いませんか?
マークミスの心配は付きまといますが、それは今からではどうすることも出来ません。
また、社会保険労務士試験に限らず、一般的な国家資格の合格基準は7割を上回ることはめったにありません。突然、ラインがぐんと上昇するなんて、考えにくいことなのです。

 まずは自信を持ちましょう!そして、必要以上に合否について考えないことが大切です。
出来ることはすべてやり尽くしたわけですから、まさに「万事を尽くして天命を待つ」

悩んでいる時間があるならば、何か他のことに目を向けてみるのはいかがでしょうか?